頭脳戦・ギャンブル系のおすすめ漫画『嘘喰い』の紹介&レビュー “頭脳と暴力が織りなす歴史に残る超傑作!”

usogui

どうも、漫画は時間を掛けてじっくり読むタイプのみずしばです。

今回は頭脳戦・ギャンブル系の漫画『嘘喰い』の紹介&レビューをします。

迫稔雄先生による作品で、裏社会で大金や命を賭けたギャンブルを繰り広げ、それぞれの組織がそれぞれの野望を果たそうとする勝負の世界を描いた壮大な作品です。
ギャンブル漫画とかって文字多くて苦手なんだよね~

という方、確かに文字は多めですが、この漫画にはもう一つ楽しむポイントがあるんです!

人によって好みがありますが、僕は今まで読んできた漫画の中でも間違いなくトップクラスに入ります。

それではその魅力をご紹介していきます!(極力ネタバレはしません)

ギャンブル度  ☆☆☆☆☆

デスゲーム度  ☆☆

バイオレンス度 ☆☆☆☆☆

リアル度    ☆☆☆☆

ギャグ度    ☆

usogui嘘喰い

[迫稔雄]

 出版社:集英社

嘘喰いの作品情報

作品名  嘘食い
作者  迫稔雄
ジャンル  頭脳戦・心理戦・ギャンブル
掲載誌  週刊ヤングジャンプ
連載期間  2006~2018年
単行本巻数  49巻
主なメディア化  2012年 OVAアニメ化

※2019年9月時点情報

嘘喰いはこんな人におすすめ

・超ハイレベルの頭脳戦を見たい人

・超ハイレベルな近接戦闘を見たい人

・圧倒的な画力と構成に魅了されたい人

・嘘つきな人

嘘喰いってどんな漫画?

主人公

madaramebaku
(引用:“迫稔雄『嘘喰い』集英社”)

斑目獏(まだらめばく)

裏社会では名の通っている天才ギャンブラー。

相手のブラフを喰い尽くすと言われていることから、周りからは「嘘喰い(うそぐい)」と呼ばれている。

その実力は別格で、相手の作戦やイカサマ、ブラフを見抜く能力が桁外れに高い。

全てを見抜いているが、それらを逆に利用する為に、わざと相手の術中に嵌ったフリをして最終的には勝つ。

勝った時の決め台詞は「あんた嘘つきだね」。

最強の頭脳を持っているが、体は貧弱で常人以下。

その為、自分が持っていない部分を持っている仲間を常に側に置いている。

過去に、ある重要なギャンブルに負けてしまった斑目獏はしばらく姿を消していたが、ある青年との出会いで再び勝負の世界へ...!

概要と特徴

clubkakerou
(引用:“迫稔雄『嘘喰い』集英社”)

裏社会で大金や命を賭けた様々なギャンブルゲームが繰り広げられます。

本作の大きな鍵を握るのが「倶楽部賭郎」という巨大賭博組織です。

倶楽部賭郎には会員が存在し、会員が行うギャンブルの立ち会い・進行・代償の取り立てまでを一括して行う組織です。

会員がギャンブルを行う際は、これらの一連の流れを責任をもって遂行する者を、”立会人”を読んでギャンブルがスタートします。

この”立会人”も本作の見どころで、”立会人”がいることにより裏社会での高度なギャンブルが成立しているのです。

では何故”立会人”が必要なのか?

それが本作のもう一つのテーマである“暴力”の存在です。

大金や命が懸かったギャンブルをする際、お互いが同等の”暴力”を有して初めてギャンブルが成り立つ、という極めてリアルな要素をテーマにしています。

勝負に負けた相手が取り決めを反故にし、対戦相手を殺して勝負をなかったことにする...

リアルだとそれが起こり得る問題です。家に帰るまでが勝負なのです。

そしてそこには間接的な暴力の”権力“も絡んでくる...

そう、本作はギャンブル漫画には珍しく、”暴力”や”権力”も重要なテーマとなっているのです!

倶楽部賭郎という組織を通して、裏社会の猛者達がそれぞれの思惑や野望の為に複雑に絡み合っていくのです...!

嘘喰いのここが魅力!

ギャンブル内容が面白すぎる

登場ギャンブルが独特でレベルが高すぎる!

特に物語が進めば進むほど、ギャンブルの内容が複雑になり1回読んだだけじゃ理解できません。笑

何回か繰り返し読むことでようやく理解できるくらいギャンブルが濃い内容で、常人には到底思いつかないような発想が多くて痺れます!

さらに面白いのが、一つ一つのギャンブルがものすごく深い意味を持っているということです。

ただ闇雲に勝負をしているのではなく、長いストーリーの中で全てが繋がっているのです。

当たり前のように思いますが、実はこれが凄くて、一つのギャンブルが終わって一区切りではなく、その前もその後も全ての物語が繋がっていてとにかく伏線がヤバいんです!

何回読んでも味がします。笑

そんな独特でハイレベルな登場ギャンブルの名前だけを一部ご紹介。

「廃ビル脱出勝負」

「迷宮(ラビリンス)」

「ファラリスの雄牛」

「業の櫓」

「血の教誨師ドティの部屋」

まだまだありますが、名前だけでも面白そうですよね。

特に「業の櫓」と「血の教誨師ドティの部屋」は漫画史上最高の勝負だと思います!

そして最大の特徴が、これらのギャンブルはただの頭脳戦ではなく、”暴力“が絡んでくる...

いったいどういうことでしょう?

暴力と権

本作のもう一つのテーマ”暴力”と”権力”です。

相手に対抗する”暴力”を有しない者がギャンブルに勝ったところで、負けを踏み倒されてしまうという裏社会のリアルさが描かれています。

作中では”暴力”を”近接戦闘“や”近接格闘術“と表現することもあります。

ほとんどのギャンブルでこの”暴力”が絡み、“頭脳”と”暴力”を掛け合わせたギャンブルが他には無い最大の魅力です!

例えば「2人 VS 2人」のチーム戦の構図では、1人が”頭脳”で1人が”暴力”となり、決められたルールの中で頭脳戦と近接戦闘が混ざり合い、唯一無二のギャンブルを繰り広げます。

この格闘の描写がめっちゃめちゃカッコいい!画力も高くて躍動感がすごいです!

そして、犯罪組織や暴力団、警察や国家機関など、強大な組織や権力が複雑に絡み合う壮大なストーリーです。

個性豊かな立会人

tachiainin
(引用:“迫稔雄『嘘喰い』集英社”)

嘘喰いを読む上でこの”立会人“の存在は欠かせません。

“立会人”とは、倶楽部賭郎を通してギャンブルを行う際に派遣される勝負事の専門家のことです。

会員のギャンブルに立ち合い、ゲーム進行や取り立てを主に行います。

確実な取り立てやゲーム中の不正(暴力)行為を防ぐ為に、立会人には高い近接戦闘力が必須となります。

ハイレベルなギャンブル取り仕切りゲーム中のイカサマなどを発見する必要がある為、高度な観察力や分析力、高い頭脳も必要となります。

そんなハイスペックな”立会人”が倶楽部賭郎には101人在籍しています。

その一部が作中には登場しますが、そのどれもが個性的で魅力的です。

読めば必ず”推し立会人“ができるはずです。笑

そんな強くてカッコいい”立会人”の生き様にも注目です!

作者とその他関連情報について

作者

迫稔雄

山口県下関市出身。

2005年にMANGAグランプリにて「嘘喰い」が受賞。

その後、2006年に週刊ヤングジャンプにて「嘘喰い」の連載が開始しデビュー。

自身も”カポエイラ”という格闘技をやっていることから、作風は”近接格闘”などの格闘術が多く描かれています。

嘘喰いが連載終了した後の迫先生の2作目「バトゥーキ」も、”カポエイラ”を題材とした格闘術について描かれています。

格闘を多く描いていることから、躍動感のある絵が特徴的で、画力もめちゃめちゃ高いです。

青年誌には珍しく性的な描写はほとんど描いていません。

主なメディア化

2012年にオリジナルビデオアニメ化。

2015年にパチンコ台として「CR嘘喰い」が登場。

2016年に実写映画化が発表されましたが、その後の続報はなく、2019年現在でも新たな情報はありません。

多くのファンが実写化を期待していますので、続報を楽しみに待ちたいですね。

おわりに

頭脳と暴力を掛け合わせた歴史に残る超傑作『嘘喰い』を紹介させていただきました。
→ 嘘喰いの電子書籍はこちら

迫先生天才すぎ。笑

全49巻と大作ですが、完結済みですし読み終えた後のあっぱれ感は最高です!

最終話を読み終えた瞬間、僕は思わず涙しました...

実写映画も本当に楽しみなので、ぜひ実現してほしいですね。

迫先生の次作の「バトゥーキ」も別記事で紹介してますので、よかったら見てみてください!

他の頭脳戦・ギャンブル系の漫画もまとめて紹介してますので、是非こちらの記事も↓

sinrisenkeiosusume『駆け引き・頭脳戦・心理戦』系のおすすめ漫画7選|ガチの漫画オタクがジャンル別のおすすめ漫画をご紹介

最後まで見てくれてありがとうございました。

ではまた!

usogui嘘喰い

[迫稔雄]

 出版社:集英社

mizushiba

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です